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就職浪人の話
【カテゴリ:僕の平凡な?日々 】   




今回はちょっとずらずらと取り留めの無いお話というか、僕の考えてること、僕のことを書こうと思います。

真面目なお話です。

一応、花子さん向けなのと、それからかなり前にメールでご質問いただいたのですが、ちゃんとお返事できなかったことへのお返事という感じでもあります。

なんだかごちゃごちゃしてますし、ちょっと長いですが、良ければ読んでください。



花子さんに前、こんな質問をされました。

花子さん 「小太郎さんって、私のどこを気に入ってくださったのですか?」

という類のもの。

花子さんは特に深刻でもなく、気軽にきいてるみたいなのですが…。

何度かきかれた記憶があるんですけどね。

これ、正直言って返答に苦労します。

「全部」とか言ったら、なんだかウソ臭いというか、真面目に考えてない感じですし、僕にはそんなことを言う度胸もないですし…。

だからといってどこか一つだったら、なんとなくそれ以外は気に食わないのか?ということになりそうですし…。

何よりも、そういう事いうの照れくさいですからね。

なので、大抵は、

僕 「うーん…。いろいろ…」

というような返答でごまかしてるような気がします。


男友達と飲んだときに彼女に言われて困ることなんて言って話題になることありますが、大抵、みんな言われて困ってますので、

こういう質問をする女性が多いことと、その返事に困っている男性が多いことにちょっと笑ってしまいます。

まあ、笑い事じゃないんですが…。

この質問、男性にとっては苦手な質問の一つじゃないかと思います。

僕も軽く答えてくださいといわれると、やっぱり、「うーん…」となってしまいますし…。

でも、僕、実はちゃんとした答えがあります。

ただ、冗談で話しているときに答えるようなものではなく、すごく真面目に考えたときに答える答えとして、一つあるんです。


僕が花子さんの一番気に入っているところというのは、”僕を認めてくれたところ”です。

付き合ってるのだから、認めてるのって当然だろうとか、思われるかもしれませんが、僕は僕を認めてくれるということにすごく価値を感じます。

というのも、多分就職で失敗して、誰も認めてくれなかったという時期があって、そのことが今でも心の中にあるからなのかもしれません。

そして、僕の気持ちの中の暗い部分もその頃にはかなり多くありましてね。

そのころの心境を僕は、花子さんに何度か話したことがあります。

プロポーズをするしばらく前にも、僕はこんな人間で…云々…とやたらと花子さんに説明していた時期がありまして。

そういうことを言わずに付き合い続けるとか、ましてや結婚を申し込むのとか、そういうのって卑怯だろうと僕は思うので説明したわけなんですが、

花子さんはそれを聞いても、特に驚くでもなく、わかりましたと言ってくれました。

その一言で僕は、花子さんと付き合って良かったと本当に思いました。



で、その話の内容、多すぎるので全部は書けませんが、僕が就職浪人をしていたころに考えていたことで彼女に説明した部分、ちょっと書こうと思います。

※ここで話が少し変わります。すいません。また後で、元の話に戻ります。それから、ちょっと怖い話が出てきます。でも、それはあのときの僕が考えていたこと、もしくはその心境ならこういう風に考えるだろうと予測されることでして、今の僕がそれをやるとかそういうことではありませんので、それを踏まえてお読みください。


以前、就職浪人中の心境について、メールでご質問でいただいたことがあるんです。

今年の初め頃に、就職浪人しそうだという方からいただいたのですが、実際にそういう事態になると、どんなふうになるんですか?と。

ですが、つらい時期の心境のことなので、書くのにエネルギーが要るというか、正直あまり書きたいと思って書くことではないので、

状況説明はしましたが、心境はそのうちブログに書きますとお返事させていただいて、お茶を濁してしまった話なんです。

もちろん、そういうご質問をいただいたことに腹が立ったとか、傷ついたとか、そういうわけではありません。

ただ、どう頑張っても、あまりうまく書けなかったというだけですので…。

で、今回書こうと思ったのもたまたまなんですけれども、きっかけは一応ありましてね。

10月に入って、ちょうど半期だからなのか、中途採用の人が僕の周りにも入ってきたのですが、

その中の一人と話をしまして、その彼は転職で失敗したことがあったそうで、お互いに苦労話をしたんです。

それで、そのときの気持ちのこととかを久しぶりに思い出していたので、その勢いで書いている感じです。

以前、メールでご質問くださった方、今も見てくださっているかどうかわかりませんが、かなり遅くなってすみません。

やっと書きます。


で、就職浪人していたときの僕を取り巻く状況は、花子さんとの出会いの話とか、4月1日のエントリーなんかでも書いているので、そのあたりの事情説明は省きますが、

とにかく、世間というか、就職活動の対象にした会社が僕に下した評価に愕然としていました。

大げさに書くと、大学を出た年の3月31日の23時59分59秒までと、その1秒後との評価の差には、絶望的な開きがありましてね。

僕の社会的価値も信用も大暴落したわけです。

4月1日以降の就職活動でたくさん言われたのが、

「新卒だったら採ってたんだけどね…」

という言葉。

これ、企業の本音なのだと思いますが、僕の側からすると、もうどうにもならないんですよね。

過ぎた時間は取り戻せないですから。

なのに、それを理由にして落とされる。

それなら、もっと理不尽な理由で落とされたほうが、まだ良いような気がしました。

その会社を恨んで(もしくは馬鹿にして)あきらめるということもできたと思うんです。

でも、そういうことにもならず。

これ以上無いほどに、とにかく明確な理由でしたから、反論の余地も無いわけです。

でも、当然ながら納得できないのです。

そんな状態で、これを繰り返し繰り返し言われ続けますとね。

とにかく納得できる理由を求めはじめるわけです。

何か違う理由。

もっと心が軽くなるような、ストレスにならないような理由を無理矢理にでも作り出していたような気がします。

「こんなこと言ってるけど、新卒だったとしても採る気無いんだろう」とか、

「落とすときの理由付けとしてはそれなりに妥当に聞こえると思ってるんだろう」とか、

「落としたことの罪悪感を減らすために言ってるんだろう」とか、

最後には、

「履歴書送った時点で第二新卒だってわかってるから、落とす気でいるはずなのに、わざわざ面接に呼びつけるなよ!」

なんてことになってくるわけですね。

もう、逆切れです。

でも、そのときは、逆切れだということにも気が付かないんです。

本気でこういうことを思っていました。

また、こういう風に強く、攻撃的なことを思うときもありますし、逆のときもありました。

「また、どうにもならないことを言われるんだろうな…」とか、

「どうせ落ちるし…」とか、

「履歴書改ざんして、新卒にしちゃおうかな…」

とか、そういうことまで思い始めるわけです。

これ、冗談みたいに思われるかもしれませんが、本気で考えてました。

実際に、改ざんした履歴書作ったことありますから…。

結局、それは罪悪感とか、その後に困るであろうことが予測できましたので、使うことはありませんでしたが…。

こんな感じで、気持ちは不安定に揺れ動くわけです。

なので、今、あの頃のことを思うと、不可解な言動や気持ちの動きがかなり見つかります。

その部分が僕が精神的に弱っていたところなのだろうと思います。

で、このような状態にプラスして、就職への焦りとか親に申し訳ないとか、自分で自分に向けたプレッシャーがあり、

親戚に言われたりとか、就職した友達と会ったりだとか、周りからのプレッシャーも加わってきまして、もう、気持ちとしては負の方向以外には向かなくなってきます。

ということになって僕はどうなったか?といいますと、

受けようとする会社を信用できなくなってくるんですよね。

「どうせ落とす気なんだろう」

という気持ちが常にありますので、どこか冷めているんです。

もちろん、本気でやっていましたし、当然、そのときは必死で、就職するために集中していたのは確かです。

でも、必死になればなるほど、報われない努力であろうことが簡単に予測できるのは本当に虚しい気持ちを呼び込むわけでして…。

気持ちの奥底に常に不信感がありましたので、もしかしたら、そういうのが僕の面接のときの態度のどこかに出ていたのかもしれません。

だから、覇気がなくて、あまりいい印象も与えられなくて、落とされたのかもしれないと、今になると思います。

でも、その頃はそれを隠し通せていると信じていました。


そして、そんな状態がさらに続いていくと、今度は世の中全部が嫌になってきます。

こんな風に書くと、大げさに思われるかもしれません。

今の僕が考えても、大げさな話じゃないのか?と思うくらいですが、あの時は本気で日本の社会が嫌になりました。

なので、就職が決まらずに海外に行くという人の気持ちもなんとなくわかります。

僕のように日本が嫌になったというわけではなく、海外に活路を見出そうという、もっと前向きな気持ちなのかもしれませんが、

少なくとも僕は、日本から逃げたいとも思いました。

また、最近、仕事が無いとか、そういうことで無差別に人をたくさん殺すような事件が多いですが、

その容疑者が動機として挙げていること、僕はその気持ちが理解できることもあります。

もちろん、だから人を殺していいという風には思いませんが…。

でも、あのときの僕に、もしももっと凶暴な気持ちがあって、自制心がもっと少なかったら、もしかしたら、そういう犯人と同じようなことをしたかもしれないと思うと怖くなります。

どんな形でもいいから、僕を採用しなかった人達(≒社会)が不幸になればいいと思っていました。

例えば、落とされた会社の株価が下がると喜んでいましたし、最後の方は東証の平均株価が下がるのを見て本気で嬉しかったのを覚えています。

おそらく、ここのところの株価の大暴落のようなものがあの時あったら、狂喜乱舞していたと思います。

就職できている人達が困るのが嬉しいという、かなり歪んだ気持ちだったんですね。

でも、冷静に考えると、これって間抜けです。

株価が下がるというか、景気が悪くなるということは、企業は資金がなくなるということですから、おそらく人件費も下がり、採用を控えるという方向にいくと思われるわけです。

要するに、僕は、自分の首が絞まっているのを見て笑っていたということです。

でも、それを考えてるときは、気が付いてないんです。

そして、すこし後から気が付くんです。

そして自己嫌悪…。

とにかく目先の感情がかなり不安定に動くものですから、それに振り回されていたと思います。

冷静に物事を考えられるときと、考えられないときとの落差が激しいといいますか、ちゃんと考えることができないことがあるというのは、今思うと薄ら寒いものがあります。

あれが自分だったとは、ちょっと信じられないですが、やっぱり僕でしたので。

挫折するということは、そこから学ぶものも多いので、後から思うと僕の経験としてプラスになっていると思える部分もあるのですが、

マイナスの部分として、通常ならあまり考えないであろう、こういう感情が普通にわきあがるということもあるわけです。

僕がこんなことを書くと、一生懸命に就職活動をしている皆さんの評価を落としそうでなんとも申し訳ない気もしますので、

あくまでも、これは僕の例として読んでいただきたいのですが、僕はこういうことを考えていました。

僕は、苦境になると、こういう風に物事を考える面があるということです。




で、こんなことを含めて花子さんに話しましてね。

また、これから続き物の話で書くことになるので、まだブログには書かないですが、この他にもちょっとした出来事がありまして。

そのときの心境なんかも話して、僕はこういう人間だと言ったんですよね。

僕はあの頃、花子さんと会うときには、こういうことをなるべく出さないように、

かなり気をつけていましたので、花子さんもわからなかったのではないかと思っていましたから。

全部をちゃんと話したかったんです。

それを聞いてくれた花子さんは、

花子さん 「わかりました。でも、私は、あのときの小太郎さんも、今の小太郎さんも、どっちも好きなんですよ」

なんてさらっと言って笑顔でしてね。

ちょっと照れくさかったですし、花子さんにとってはそれほど大きな意味のある発言ではなかったのかもしれませんが、僕はとても嬉しかったです。

就職活動に失敗したというくらいのことで、ここまで凹む僕ですし、凹み方がなんだか危ない方向な気もしますし、

花子さんに呆れられるかもしれないとも思っていましたから。

でも、こういう話をしたとき、彼女は今の僕だけじゃなくて、あのときの僕のことも、すんなりと認めてくれました。

僕が就職できないでいるときの状況も少しは見ていた花子さんがそういってくれるというのは、僕にはかなり大きな価値のあることなんです。

本当にありがたいと思いました。

だから、僕も花子さんの話もちゃんと聞いてきちんと受け止めていきたいなと思うところです。

ブログには書かないのですが、花子さんも悩み事があって、たまに僕にも話してくれます。

そういう話、ちゃんと聞けてるのかな?っていつも思います。

適当に流しちゃったりしてないかな?と。

彼女の仕事のこととかですと、僕では何の力にもなってはあげられませんが、僕くらいは彼女の味方でいたいと思っています。

彼女にも、僕が感じているのと同じように、何でも安心して話せると思ってもらえるように、頼りにしてもらえるようになりたいものです。

ということで、今回は、真面目なお話でした。



あのころの心境を書くのって、やっぱりちょっとエネルギー使いますね。

今回のお話は、なんだかんだで整理していたら書くのに数日かかってしまいましたし、これでも書きたかったことのごく一部だけしかうまく表現できませんでしたし…。

就職浪人中は、本当にいろいろなことを考えた時期だったと思います。

また、やっぱり、まだ僕の中では、完全に笑って話せる思い出というわけではないようです。

今の会社に就職してから、かなり経つのですが…。

でも、そのうちちゃんと消化していけたらと思います。

ブログに書くことで、少しずつ消化している部分もあるような気もするので、また書く気になったらこういうことも書こうかなぁと思います。

一応、恋愛ブログ?の部類に入るのかなぁと思うので、それには似つかわしくないかもしれませんが。





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テーマ:つぶやき - ジャンル:恋愛

【2008/10/08 13:00】 | 僕の平凡な?日々 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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コメント
つらい頃のお話を書くというのは、精神的に大変だろうと思います。
私も全ての事がうまく行かなかった時に、世の中全部を恨む対象に
してしまったりしたものです。
でも結局は恨んで当たっても、それが全部自分に跳ね返ってくる
ものなんですよね。
それが分かっただけでも、よかったかなと自分では思っています。

大切だと思う人に、自分の全部を受け入れてもらえるって、
自分が強くなれる気がします。
そういう人に出会える確率は、砂浜から探し物を見つけようとする
くらい大変じゃないかと思います。

小太郎さんは、小太郎さんご自身が語っているように、大変な
精神状態での就職活動の最中に、東京の大都会の中で、偶然に
会った困っているおばあさんを助けた事によって花子さんと
出会えたんですよね。
その優しい気持ちが「小太郎さん」なのですね。
「自分はそんな事はない、やさしくなんてない、こんな風に
考える人間なんだ」そんな風に考えていても、花子さんは全てを
知っていて、小太郎さんの全てを認めて受け入れている、
という事だと思います。
小太郎さんはそれに値する人なのですね。
【2008/10/08 22:42】 URL | kawa [ 編集] | page top↑
とっても♪
小太郎さん、とっても素敵ですよ♪

辛かった心情を書く作業、お疲れになったことと思います。

たまには(?)花子さんに思いっきり甘えてみてはいかがですか(*^^*)

きっと花子さんも、それを待っている気がします。

やればできる!(^^)v
【2008/10/09 08:06】 URL | 京菜 [ 編集] | page top↑
>kawaさん
僕だけが大変な思いをしたわけではないとは思っていても、その時というのは、やっぱり自分が一番不幸だというようなことを思ってしまいますので、きっと世の中を恨むような気持ちになるのだろうなぁなんて、今となっては思います。なかなかそういう時期には、そのことを冷静に受け止められないので、難しいですよね。今、こういうことを書いてみると、なんだか恥ずかしくなる部分もあり、ちょっとエントリーを書くのを迷ったりもしたのですが、kawaさんもそういう時期がおありとのことでわかっていただけて、書いてよかったなぁと思います。ありがとうございます。

花子さんに会えたことは僕にとっては本当にありがたいことだと思っています。誰かに理解してもらえるということがこんなに幸せなことだとは思いませんでしたので。そういう意味でも、僕は運が良かったと思います。そして、彼女が僕を受け入れるに値すると思ってくれているのであれば、それに応えられるようにこれからも過ごしていきたいです。


>京菜さん
いつもボケ話ばかり書いてるので、たまにはこのブログの当初の目的の一つである、普段あまりちゃんといわないことをしっかり書くというのもやろうかなぁと思って書いてみました。素敵だなんて、過分なお言葉ありがとうございます。書いてよかったです。

花子さんに甘えるのは…。今でもすでに、彼女に頼ってしまっている部分が結構あって、甘えているのではないかと思ったりもして、もっとしっかりしないとと思っているのですが…。そうでもないのでしょうかね。
やればできますか…(笑) 何をしたらよいのかは全然見当が付きませんが、なんとか頑張ってみます。
【2008/10/10 01:03】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
切羽詰まってきたりすると、マイナス的思考や、ダーク的なモノが出るのは少数ではないと思います。
そこをギリギリで踏みとどまって進んでいける器量があればいいなぁ〜っと思ったりします。
【2008/10/14 08:07】 URL | タイガ [ 編集] | page top↑
>タイガさん
僕は幸いにも、花子さんや家族含め、いろいろな人に助けていただいて、なんとかそれを乗り切ることができましたが、なかなか抜け出すのが難しいのもわかります。
おっしゃるとおり、そこで踏みとどまって進んでいけるかどうか?というのが、人の真価なのかもしれませんね。
【2008/10/14 08:48】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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