軽井沢のお話(その11)
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前回の続きです。


ペンションの管理人さんの奥さんに、おつまみにとウインナーをもらいまして。

とても嬉しくありがたかったのですが、花子さんと手をつないでいるのも見られてしまい、それが非常に照れくさく、なんとも、微妙な気持ちになっていた僕です。

ですが、花子さんはそんなこと全く気にした様子はなく、頂いたウインナーをみて、すごく嬉しそうでした。

お皿を持って、部屋に入ります。

花子さんは、早速、その大きなウインナーを調理し始めました。

花子さんが言うには、そのあたりでは有名なハム屋さんのウインナーなのだそうで、食べる前から、

花子さん 「これは美味しいですから、楽しみです」

なんて言っておりました。

ペンションのキッチンで、一本は焼き、もう一本は茹でてから、一口大に輪切りにして、お皿に並べます。

僕はその間に、ワインを飲む用意をしました。

程なくして、準備は完了。

晩酌の開始です。

夜になってきますと、かなり涼しいといいますか、少し寒いくらいでしてね。

昼間に使ったテラスの椅子に座って外で食べるのはさすがにつらそうでしたので、窓を少し開けて、部屋の中のテーブルで過ごすことに。

それでも、気持ちの良い風が入ってきて、なんとも風情のある晩酌です。

お酒を飲み、ウィンナーをわさびにつけながら頂きました。

ワインも、ウインナーも、とても美味しかったです。

僕 「明日、またちゃんとお礼言わないとなぁ」

ウインナーを頂いたとき、僕は照れくささにあまり話をしませんでしたので、失礼をしたのではないかと思いまして。

そのことが気になった僕です。

花子さん 「大丈夫ですよ。美津代おばさんも、気にしてないと思いますから。それから、あとで私、お礼状も送っておきますね」

僕 「それなら、俺も書くよ。親切にしてもらってばかりだし。それにここに泊まれたのがすごく良かったから」

花子さん 「このペンション、気に入りました?」

僕 「うん」

と言ったら、花子さんもとても嬉しそうにしてくれましてね。

花子さん 「少しは、食わず嫌い(軽井沢を敬遠していたこと)が緩和されたみたいで良かったです」

僕 「まあ、そうかな。花子さんのお陰だよね。ありがとう」

花子さん 「いいえ、そんなのはいいんです。これで、今度は、気兼ねなく来られますから、私も嬉しいです」

僕 「また合わせて連休とらないと」

花子さん 「それが一番難しそうですね」

僕 「うん、そうだね。でも、たまには、ちゃんと時間作ろう」

花子さん 「はい」

なんて話をしつつ、楽しく飲んでいたんですが…。

美味しかったので、かなりお酒がすすみましてね。

しばらくすると…。

温泉とお酒の相乗効果に加えて、軽井沢のカラッとした涼しさに、かなり気持ちよくなりましてね。

いつもより早く眠くなった僕…。

花子さんと話をしていたはずなのに、いつの間にか寝ておりまして。

次の日の朝まで、全く気が付くことはありませんでした…。

なんだか、最後がかなり情けなく終わってしまったのでした。

そういう意味で、少し残念でしてね。

せっかくの軽井沢の夜を、もうちょっと楽しみたかったなぁと思いましたし、

多分、花子さんに迷惑かけたんだろうなぁと…。

ごめん。

でも、ホテルとか、外泊だと目が冴えてなかなか眠れない僕が、これほどあっさりと寝られたのは、

やっぱりペンションの気楽な雰囲気とかも含め、とてもリラックスできて、気持ち良かったからだったのだろうなぁと思います。

来る前の予想とはかなり違った結果になっていたのでした。

本当に良いところを宿に選んでくれた花子さんにはとても感謝しています。


ということで、二日目の話に続きます。





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【2008/09/13 08:42】 | 差を埋めがたき日常 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
気張ってて一息ついて酒飲んだからかも知れませんね。
自分も目が覚めたら朝で布団もしっかり被ってたなんて事があります。
何割かは、記憶が飛んでますけど(爆)
【2008/09/16 08:15】 URL | タイガ [ 編集] | page top↑
>タイガさん
お酒を飲むようになってもう結構経ちますが、それでもお酒に呑まれてるってなんだか情けないところです。やっぱりリラックスしているときには、寝やすいですね(笑) 僕も、記憶なしに、布団に入っていたこと、何度もあります…。
【2008/09/16 08:32】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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