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夢破れる
【カテゴリ:差を埋めがたき日常 】   




小さい頃、大抵の方は、将来の夢とか、そういうのを一度くらいは考えたことがあると思います。

僕もあります。

小学校の卒業文集とかに書きますよね。

男子は、サッカー選手とか、野球選手なんかが多いわけですが、僕はレーサーって書いたのを今でも覚えています。

小さい頃から車は好きだったみたいです。

でも、今となっては夢が実現することもなく、普通のSEをやっていたりします。

運転も人並みくらいだと思いますし、花子さん所有のポルシェさんの運転に至っては、とても苦手としていたり…。

という感じで、僕には運転の才能はなさそうでして(努力もしてないですが…)、なかなか夢ってかなわないものです。

で、そういう話を花子さんとしたことがありましてね。

何がきっかけで、その話になったのかは、よく覚えてないのですが、

僕 「花子さんって、小さい頃から医者になりたかったの?」

って聞いたんですよ。

そうしましたら、

花子さん 「はい。結構小さいときから、医者になるって思ってました。中学を卒業するくらいのときには、決めていたと思います」

僕 「そうなんだ。じゃあ、夢がかなったんだね」

花子さん 「そうですね」

僕 「なかなか、そういう人居ないから、すごいよね」

花子さん 「そうでしょうか…。うちは父も医者ですから、自然にそう思ってましたし、医者にもなりやすい家庭だったと思います。だから、他のみんなみたいに、夢を夢として語らない現実的な子供だったのかもしれないですよ」

なんて、ちょっと苦笑気味に言っていたのでした。

僕 「でも、中学のときから気持ちが変わらないでやれるっていうだけで、十分すごいと思うけどね」

花子さん 「そうでしょうか」

と、言う感じの会話をしたんですね。

で、このときの話はこのくらいで終わったんですが、先日、マンションに行きましたら、花子さんが一冊の文集を持っていましてね。

花子さん 「家(実家)から持ってきました」

と言って僕に見せてくれたんです。

それは、小学校の4年生の終わりにクラス替えがあって、そのときに花子さんのクラスで作った文集でしてね。

花子さん 「前に中学のときっていいましたけれど、小学校の文集にも書いてありました」

と言いながら、僕にその部分を見せてくれたんですよ。

”将来の夢”って書いたところを。

で、そこには、花子さんの名前がありましてね。

その文字が、今の僕が書く文字より上手いような気がしたのですが、それって気のせいでしょうか…。

って、こんなことはどうでもいいのですが…。

で、花子さんの名前の下に、確かにお医者さんになりたいと書いてあるんですが、一つ条件が付いておりまして…。

それが、

”かわいい”お医者さん。

かわいい…。

お医者さんなのに、かわいいって…

と一瞬突っ込みたくなりましたが、まあ、小学生の話ですからね。

それを書いた小さいころの花子さんが可愛らしいなぁと思ったんです。

なので、

僕 「小4のとき、かなりかわいいこと書いてたんだね」

なんて言ったんですよ。

ですが…

花子さん 「うーん…」

と言って、花子さん、ちょっと考えておりましてね。

僕 「どしたの?」

花子さん 「今思ったんですけれど、これ、気になりますよね?」

僕 「なにが?」

花子さん 「私、かわいいお医者さんになれたんでしょうか?」

なんて、聞かれまして…。

僕 「…」

とっさには、なんと答えてよいのやらわからず…。

でも、聞かれた以上、答えないわけにも行かず…。

だからといって、正面からかわいいとか言うのは恥ずかしいわけですし、

大体、大人の女性に向かってかわいいとか言っても、嬉しくないんじゃないか?と思うわけですよ。

で、少し考えて、できるだけ無難に乗り切ろうと思いましてね。

僕 「花子さんは、良いお医者さんになってると思うよ。医者って腕が重要なわけだし…」

って、答えたんですよね。

ですが…。

花子さん 「それは、今はかわいくないって意味ですか?」

あっさり撃沈。

無難には、乗り切れませんでした…。

僕 「あ、いや、そういうわけじゃないけど…。かわいいかどうかって、医者にはあまり関係ないかなぁって思ってさ…」

花子さん 「はぁ…」

僕 「…」

花子さん 「今になって、あのときの夢が破れたことを知りました…」

なんて言っておりまして…。

まあ、最後は笑ってましたので、冗談のようでしたし、多分、特に気にしてないとは思うんですけどね。

微妙に視線が痛かった気がします…。



小学4年の花子さん、文集に夢を書いたときには、それが未来で誰かを困らせることになるとは、きっと思ってなかったのでしょうね…。

本当に未来ってわからないものです。





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【2008/08/11 09:02】 | 差を埋めがたき日常 | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
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コメント
初めまして
言い過ぎると説得力がなくなりますが・・・。
彼女、それも婚約者にくらい「可愛い」とか「綺麗」とか言ってあげればいいのに・・・。
女性は言葉でそう言ってもらいたいものだと思いますし、言われればもっと可愛く綺麗になりますよ?
と言うか、今回のは可愛いと言って欲しくてその文集持ってきた可能性も・・・?
【2008/08/11 10:31】 URL | 春仁 [ 編集] | page top↑
初めてコメントいたします。
いつも楽しく読ませていただいてます。

女性はいくつになっても、可愛いとか綺麗とか言われるのは嬉しいですよ!
自分の好きな人ならなおさらです。
きっと照れてしまって言えないだけだと思いますが、たまには言ってあげてくださいね!
【2008/08/11 14:30】 URL | リン [ 編集] | page top↑
またまたお久しぶりですが。
私は充分過ぎる程大人ですが今でも「かわいい」と言われるのは嬉しいですよ。そこはちゃんと「かわいい」と言ってあげるべきでしたね〜(笑)
【2008/08/11 16:15】 URL | ボニータ [ 編集] | page top↑
ダメですよ〜
そこはいくら照れくさくても、かわいいって言わないと…
ちょっと花子さんが気の毒に感じちゃいます(^o^;
【2008/08/11 22:48】 URL | 水羊羹 [ 編集] | page top↑
花子さん、かわいいですよ〜!!
私が代わりに言ってさしあげました。え?余計ですか?余計ですよね〜。
だから小太郎さん、お隣にいる花子さんに今すぐ「かわいいよ」と言って
くださいな。

そういう事を照れずに平気で言える小太郎さんには、なって欲しく無いの
ですが、ほんの少しだけ照れを我慢して、花子さんに言ってあげて欲しい
と思うのですよぉ。
女はいくつになっても、「かわいい」という言葉はうれしいのです。
特に好きな人の言葉は格別ですから♪
【2008/08/12 06:01】 URL | kawa [ 編集] | page top↑
基本的には、「かわいい」って言ってあげるか、「綺麗」とか「美人」って言葉に置き換えて言わんとね(汗)
まあ、小太郎さん顔に出やすいタイプらしいんでお世辞なら言わん方がいいと思うのですがw
自分も前に付き合ってた彼女と、似たような事があって、「かわいい」言ったら、「かわいい言われても嬉しい歳じゃない」とか云々言われた時は、(前振りしといてダメ出しっすか!)っと心の中で突っ込み入れて苦笑した記憶が蘇りました(爆)
【2008/08/12 11:20】 URL | タイガ [ 編集] | page top↑
もったいない!
いい言葉は口にしなきゃもったいないですよ〜。

恥ずかしいのをちょっと我慢して頑張って伝える

いい言葉は人を嬉しくさせる

それを見て自分も嬉しくなる


これですよっ!
ついでにもしかしたらラブいムードに突入ですよ!(笑)

【2008/08/12 17:25】 URL | 豆柴 [ 編集] | page top↑
たいがいは…
女性はいくつになっても(好きな人には)可愛いって言われたいと思います。
だってよさそうな物、全てに『かわいー♪』って言ってしまう習性があるくらいですからね(^_^;)
小太郎サンは考えすぎなところがありますよね★だからこそ花子サンきっと小太郎サンに言われたら、すごく嬉しいと思う。お医者さんの仕事が辛い時も思い出してがんばれたりするんじゃないかな♪
【2008/08/12 23:53】 URL | びびっと [ 編集] | page top↑
>春仁さん
はじめまして。読んでくださってありがとうございます。

やっぱり、そうですか…。
なかなか、僕は普段からそういうことを言い慣れていないというか、口に出して言うのがどうも苦手なので、なんともお恥ずかしい限りです。やっぱり、言われると嬉しいものですかね。
文集、そこまで考えて持ってきたのでしょうかね。それは全く気が付きませんでした。それなら、なおさら言ってあげればよかったんですね…。なんだか、そういう部分に関しては後から気がつくことが多いので、いつも失敗ばかりです…。


>リンさん
はじめまして。いつも読んでくださっているとの事、ありがとうございます。
綺麗っていうのは、大人の女性に使ってもいいかなぁとは思うんですが、可愛いっていうのは、どうも子供っぽいって言ってるような気がして、なんだか、使いにくいなぁと思ったりしています。
でも、そういうのも、僕の思い込みでしょうかね。あまり言わないくせに、こだわりだけはあるような…。というか、言わない言い訳かもしれませんが(笑)
今後、頑張ってみます。


>ボニータさん
お久しぶりです。僕も、ブログのほう、あまり遊びに行けず、すみません。

ボニータさんも、大人でも”かわいい”はOKとのことですか…。うーん、なんだか、僕ってこだわり過ぎっぽいですね。
やっぱり、言えばよかったです。でも、そのときには、なかなか言えないのが困りものです(笑)


>水羊羹さん
はじめまして。ブログ読んでくださってありがとうございます。

やっぱり、言わないとダメだったですかね…。
後から考えると、言っておけばよかったかなぁなんて思うことも多いんですが、そのときはどうも出来ないんですよね。
それでも、いつも許してくれてるのは、彼女に感謝でしょうかね。


>kawaさん
あはは…。
今は隣に居ないんですが、そのうちこのコメントも一緒に見ると思いますので、そのときは…。頑張れればいいなぁと思います。

こういうこと、照れずに言える人って僕の友達にも居たりしますが、本当に良く言えるよなぁと思います。僕が一緒に居ても、その友達は、自分の奥さんに言ったりしてますから、驚きますが、それが普通のようで、びっくりします。
僕の場合、照れずに言えるようになることはなさそうですが、なんとかそういうことを言うべきときにはいえるようになりたいものです。


>タイガさん
置き換えて、ですか。
このときって、僕としては、良いお医者さんということで、うまく置き換えたつもりだったんですけどね…。足りないみたいですね…。

かわいいとか、褒め言葉っていうのは使い時って考えちゃいますよね。
男同士だと、なんとなくその場のノリでわかる気はするのであまり考えずに言ってますが、花子さん相手だと、「かわいい」とおもってもそれを今言っていいのか?とか、そういうことをまず考えるので、言うまでのステップが違うんですよね…。
困ったものです。


>豆柴さん
ラブいムードに突入ですか…。
そういわれると、なんだかとても恥ずかしいので、さらに言いにくい気が(笑)

でも、人を嬉しくさせる、そして自分も嬉しくなる、というのは判る気がします。
花子さんが喜んでくれると、やっぱり嬉しいですから、それはおっしゃるとおりですよね。
ただ、最初の頑張りが…。全く足りてない僕です…。


>びびっとさん
確かに、花子さんも、よく小物とか見つけては、「かわいー!」って言って喜んでますが、びびっとさんはじめ、皆さんのご意見を伺うと、言われるのもやっぱり嬉しいものなのでしょうね。
僕でも、花子さんのちょっとした普段の仕草とか、かわいいなぁと思うことあるんですが、大人だと、それこそ、「綺麗だ」とか言ったほうがいいのだろうとか考えたりして、そうなると僕にはハードルがさらに高くなって言わず仕舞いに…。という感じです。

つらいときに思い出せる言葉、かけてあげてないですから、僕もそういう意味でも頑張らないといけないですね。
【2008/08/13 00:35】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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