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ダンボールテーブル(その1)
【カテゴリ:差を埋めがたき日常 】   



先日。

僕の今の(引越し後の)アパートに花子さんがやってきたときのお話。

前のアパートが改修工事のために、今、僕は別のアパートに間借りという感じで住んでいるんですが、

もう一度引っ越すことが決まっているので、やっぱり、あまり、物を出して散らかしたくないと思ってましてね。

なので、生活に最低限必要なものだけ出して、あとは段ボール箱につめたまま積んであったんですよ。

また、もう使わないだろうと思われるようなものは、リサイクルショップに売りに行ったり、あまりにも古くて使えないものは捨ててきたりしてましてね。

実は今、テレビも無かったりします。

ノートパソコンにUSBチューナーをつけて見ているという状態。

まあ、もともと僕は、あまりテレビって見ないほうなんですが、ニュースとスポーツくらいは見たいなぁという理由で一応テレビだけは確保してみたんです。

そんな状態で暮らしていますので、他にもいろいろなものがダンボールの中。

僕としては最低限、必要なものは出して使っているという感覚でいますので、特に不便は感じていなかったんですね。


ですが、そんな僕の部屋にやってきた花子さん。

引越しのときにも来てくれてましたし、僕もあまり物を散らかさないように生活するからっていうのは話してたので、部屋の状況はある程度わかっていたとは思うんです。

でも、僕がもう少しいろいろなものを出して、生活感のある暮らしをしていると思っていたようで。

僕の部屋を見て、あまりの殺風景さに唖然としていまして…。

そして一番最初に口から出たのが、

花子さん 「小太郎さん、これで大丈夫なんですか?」

という心配なのでした…。

ですが、僕は支障無く生活しているわけでして、

僕 「うん。問題ないけど…」

と、能天気に答えていたのでした。

ですが、花子さんはやっぱり信じられないという顔で、

花子さん 「本当ですか? テーブルも出さないんですか?」

と、驚きを隠せない様子。

でも、それには理由があるんです。

実は、前のアパートで使っていたテーブルって、足が2本壊れかけていましてね。

なんとか直しつつ使ってたんですよ。

でも、花子さんと一緒に暮らすようになれば、そのテーブルでは狭いですし、さらに直すのも大変になってきてましたので、引越しのときに捨ててきたわけです。

でも、それを知らない花子さんは、僕がテーブルを出すことすら面倒になったのかと思ったらしく、こういう発言になっておりました。

僕 「引越しのとき見てなかったっけ? あのテーブル、壊れかけてたから、あっち(前のアパート)で捨ててきたんだよ」

花子さん 「そうだったんですか…。でも、だからって、それはあんまりですよ」

と、花子さんが言う”それ”というのは、僕が引越し荷物のダンボールをテーブル代わりにしていること…。

それでも、引越し業者の持ってきたダンボールってかなり綺麗ですし、がっちりしてますしね。

それに、ちゃんとダンボールの上に木の板を敷いてましたし、僕にとっては、高さもちょうど良くて、余計な荷物を出すことも無く、すこぶる快適だったんですが、

花子さん 「小太郎さん、いくらなんでもこれじゃダメです!」

と、あっさりとダメ出しを食らったのでした…。

僕 「でもさ、今からテーブル買ってももったいないし…」

なんて一応反論を試みたんです。

僕としても、ダンボールのテーブルが良いと本気で思ってるわけではなく、次の引越しを控えて間借りしているような現状としては、ベターだろうという判断で使っているわけですよ。

ですが、それでも花子さんとしては気になるようでしてね。

花子さん 「一緒に住むときにも使えるテーブルを買えばいいんじゃないですか?」

と、提案されまして。ですが、

僕 「それは一緒に暮らしてみてから、使いそうなテーブルを考えたほうがいいと思うけど…」

という感じで、僕は合理的(だと僕が思ってる)な意見を主張してみたんです。

ですが、

花子さん 「でも、小太郎さんが段ボール箱で毎日ご飯食べてるなんて思ったら、私、なんだか落ち着かないです」

と眉を寄せておりまして…。

僕 「そんなに心配しなくていいよ。これはこれで結構快適だし、あんまりうちで食べないし…」

と、ダンボールテーブルの良さ?をアピールしてみたんですが…。

花子さん 「そういう問題じゃないですよ」

なんて、言われてしまいましてね。

このダンボールテーブルをめぐって、話をすることになったのでした。


ということで、次回に続きます。





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【2008/07/21 09:18】 | 差を埋めがたき日常 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<暑中お見舞い申し上げます | ホーム | 第76話 補助金仲間との話>>
コメント
男は…
暑い日が続きます 先日はお返しのコメントをいただきありがとうございましたまだまだ煮詰めついかなければいけないことがあり、大変だと思います。さて今日のテーブルの件ですが、僕も結婚する前に似たような経験がありそのときはアイロンをかけるテーブルが1人4役を担ってましたね 朝は本来の機能アイロン台夜はちゃぶ台、勉強机、寝るときは電気スタンドを置く寝室テーブル
いやぁ頑張ってくれましたね でも嫁さんにはあきられていましたが。(笑) まぁ男はこんなもんでしょ 逆にいえば俺って頭いいかもと思ってたぐらいなんで小太郎さんも不自由と思ってないからですよね 楽しく生活出来ればいいんですよ では又コメントします
【2008/07/21 12:19】 URL | プー太 [ 編集] | page top↑
>プー太さん
いえいえ、こちらこそ、コメントいただけてうれしかったです。ありがとうございます。
わかってくださる方がいらっしゃってうれしいです。「俺って頭良いかも」っていうのは、実は僕も思いました(笑) 合理的ですしかなり良いと自分では思っていたんですが、花子さんには理解されなかったです。やっぱりそのあたりの感覚って男女によって、というか、人によって違うのですよね。
ちゃんと話合っていかないとだめだなぁと実感しているところです。
【2008/07/22 12:57】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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