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【カテゴリ:微妙な付き合い
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村上さんと一緒に懇親会の会場を出まして、ロビーのソファーに座りました。 そうしましたら、そこへ村上さんと一緒に仕事をしている、別の補助金仲間の女性がやってきましてね。 とりあえず、石田さん(仮名)としておきますが、 村上さんを探している様子で、僕らを見つけて走り寄ってきました。 村上さんと石田さんは、二人で一つのプロジェクトをしていまして、それに対して補助金をもらっています。 僕のように、一人で一つというのは、このときは珍しいほうで、6人くらいで一つのことをやっているグループもありましたし、 そこまでいなくても数人でチームを組んでいることが多かったのです。 村上さんと石田さんもそういう仲間なのでした。 石田さん 「あの、すみません。ご迷惑をおかけしたみたいで…」 石田さんのほうは、酔った様子も無く、普通に話ができました。 しかもいきなり謝っておりまして…。 僕 「いえ、いいんです。なんか、村上さん、疲れてるみたいですけど…」 石田さん 「今日、展示の最中も、ずっと足痛いとか言ってたので…。それに、酒癖、ちょっと悪いんです」 なんていいながら苦笑しておりまして…。 僕 「そうなんですか…。今日は大変でしたから」 石田さん 「そうですね。あ、確か、小太郎さん(本当は苗字で呼んでます)、でしたよね?」 僕 「はい」 石田さん 「こうしてお話しするの、初めてですね」 僕 「そうですね」 なんて感じで、先ほど村上さんと話したのと同様、挨拶をしていました。 同じ補助金をもらって、報告会などで顔を合わせていても、名前と顔を知っているだけで、まともに話したことが無い人も結構居たんです。 僕が、村上さんや石田さんとちゃんと話をしたのは、このときが最初でした。 石田さん 「村上(下の名前です)、寝ちゃってる?」 と、石田さんが村上さんに向かって言いました。 彼女たちは普段から話をしているだけあって、呼び捨てで呼び合える友達のようです。 村上さん 「まだ寝てない…」 石田さん 「部屋に戻る? あんた、かなり迷惑なやつになってるよ」 村上さん 「帰らない」 石田さん 「なんで?」 村上さん 「嫌だから」 石田さん 「あ、そう…」 と、それで石田さんも納得したようでして、そのままソファーに着席。 こんなので納得するのか?なんて僕は内心思いましたが、お二人の間ではそれで良かったらしく…。 僕は、そのお二人とソファーでご一緒させていただくことになったのでした。 かなり酔ってソファーに体を預けている村上さんと、しらふ?(少なくともまともに話ができる)の石田さんという、対照的な二人の補助金仲間としばらく話をすることになったわけです。 ロビーから見える扉の向こうでは、懇親会はまだ続いていましたが、そこから抜け出してきた僕たち。 ロビーを見渡すと、同じように抜け出してきたと思われる人たちも居ましてね。 やっぱり、居心地がよくないと思っている人、すでに疲れている人はそれなりに居たんだなぁと思いました。 石田さんもそれに気がついたようで、 石田さん 「一日(展示のイベントが)終わった後だと、ちょっときついですよね、あの懇親会」 と、石田さんは、この場の空気をちゃんと心得ているようで、小声で言いました。 僕 「ええ、そうですね」 なんて、今度は僕も心から同意して、苦笑気味に応じることができました。 石田さん 「こういうときしか、これだけ集まる機会って無いのでしょうけれど…」 僕 「でも、きついのはきついですよね」 と、二人で、懇親会の会場のほうに視線を向けました。村上さんはまだ、黙って目を閉じています。 それを見て、石田さんと一緒に声を出さずに苦笑しました。 懇親会に対するイメージも同じでしたし、なんだか、分かり合える同志に出会ったみたいで、ちょっとうれしかったんですけどね。 ですが、すべてがそんなにうまくいくわけもなく…。 石田さん 「あ、そういえば、小太郎さん(本当は苗字で呼んでます)は、もう起業の準備されてるんですか?」 僕 「…」 石田さんの唐突なフリに僕はとっさに言葉が出なかったのでした。 ランキング:人気blogランキング ↑励みになりますので、もしもよければ、クリックお願いします。 |
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石田さんの登場
冷静な方が登場して少し安心しました(^-^)/目的は別に起業じゃなくても良いと感じますが当時の小太郎サンにとっては罪悪感を感じる質問だったのでしょうか?(^_^;)皆さん頑張ってらっしゃいますね!感心しきりです。
>びびっとさん
僕も、石田さんが来てくれなかったらどうしようかと思っていましたので、本当に天の助けでした(笑) あの補助金は、契約内容を読むと、起業じゃなくても良かったといえば良かったのだと思いますが、やっぱりそういう目的意識を持った人たちが多かったので、雰囲気としてはそういう方向へ行くようになっていまして、僕はちょっとずれていたような感じでした。 もうちょっと広い視野を持って、冷静に対処できれば良かったなぁと今にしてみれば思うのですが、そのときは就職のことに必死で、とても狭い範囲でしか物事を考えられませんでした。やっぱり、僕はかなり追い詰められていたのだなぁと今にしてみれば、思います。 |
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