第73話 懇親会
【カテゴリ:微妙な付き合い 】   




一日目のブース展示が終わり、かなり疲れていたにもかかわらず、懇親会に出席することになった僕です。

まあ、最初から行くつもりではあったのですが、疲れ具合が予想を上回っていたので、実はかなりつらかったんですね。

でも、主催した方にしっかりと誘われ、出席の確認も取られてしまいましたので、なんとかがんばって会場に行きました。


懇親会といっても、人数がかなり多く、ちょっとしたパーティーだと思っていただいたほうが良いかと思います。

参加者は、まず、補助金をもらっている人たち。

そのほかに、補助金を出しているところの責任者や関係者の方々。

さらに、僕がもらっていたのとは別の補助金を出しているところの人たちや、

なんだか良くわからない業界団体の人たちも居たりして、おそらく150人以上は参加していたと思います。

会場も広くて、立食形式、サイドに食べ物やお酒が置いてあるテーブルがずらっと並んでいて、そこから好きなものをとってきて食べつつ飲みつつ、談笑という感じです。

一応、最初に、補助金を出してるところの責任者の方のご挨拶なんかがありまして、

それから、過去に補助金をもらって起業し、かなりの成果を上げた人の体験談なんかがちょっと語られたりと、そんな感じのものでした。

そこでも、補助金をもらっている僕以外の人たちは、積極的に情報交換をしていました。

普段は、東京からかなり離れて(北海道とか)いて、会う機会が無い人も多かったですから、このときとばかりに名刺を配りまくっていた人も居ました。

起業の話、業務提携の話、個人事業主としてのノウハウの話など、そういう話題にかなりのめりこんで、活発に情報交換している人も居ました。

そんな中、僕はといえば、会場の端のほうで、その懇親会が終わるのをひたすら待っていたのでした。

起業することは考えていない僕としては、そこにはやはり居場所がない感じなのでして…。

乗り気になれなかったのでした。

今思うと、こういう機会は、イベント本体とはまた別の意味があるわけです。

補助金をもらっている人たちの人脈を広げるということも、主催者側の狙いだったのだと思います。

僕にしても、人とのかかわりが増えれば、そこから何かの縁で就職につながることもあったかもしれませんので、

もう少し積極的に交流しておくべきだったと思いますが、

そんなことは、このときの僕には思いつかず…。

とにかく、お酒を飲んで、僕とは関係の無い次元の話をしているという風にしか思えませんでした。

そして、こんな時間があるのなら、イベント本体の時間をもっと延長して、他の企業の人と会う機会を増やして欲しかったとすら思っていました。

なんでこんなに無駄なことをしてるのか?というのが頭にありましてね。

苛立ちすら覚えていたのでした。

この懇親会は、補助金の仕事をしている人たちへのお疲れ様会という意味合いも多分にあったようですので、

ここは気分を切り替えて楽しんでも良かったんですが、僕は楽しむ気分にもなれず。

今思えば、本当に堅苦しいことを考えていたんだなぁと思います。

ただ、僕と同じような感じに思っている人も中にはいるんですね。

やっぱり、これだけ人数が居れば、みんな同じ気持ちで懇親会に参加しているというわけでもなく、

本来の話の輪に入れずにいる人たちだけの話の輪というのも出来ていたり、

会場の端のほうで、特に誰と話するでもなく、とりあえず食べ物を食べている人たちも少なからず居ました。

僕も、食事をすることで、その場を乗り切ろうと思っておりましてね。

とりあえず、いろいろととってきて食べていたという記憶があります。


で、そんな時、一人の女性が僕に近づいてきました。

多分、僕と同じくらいの年齢の女性で、彼女も補助金をもらっています。

補助金をもらっている人は、男性がかなり多かったですので、

女性は珍しく、しかも普段は女性同士で話をしていることが多かったですので、

顔は知っていても僕は一度も話をしたことがない人でした。

とりあえず、村上さん(もちろん仮名)としておきます。

その村上さんが、僕のところに来ましてね。

村上さん 「話するの初めてですよね?」

と、お酒が入っているのが明らかな顔で話しかけてきまして。

僕 「はい。そうですね」

ということで、僕は酔っ払った村上さんと話をすることになったのでした。





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【2008/07/02 01:21】 | 微妙な付き合い | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
村上さん…
酔っているのがキーポイントになるのでしょうか?(^o^)
先日、私も他県まで取引先の謝恩会のようなのに初めて出席しましたが、やはり立食で慣れてらっしゃる方々は顔見知りと歓談なさっていたのですが、勝手がよく分からず『とりあえず食べとこう』と烏龍茶飲みつつ食料取ってました(笑)逆に、余り食べた気がしませんでしたが(^_^;)結局は近くの方何人かと名刺交換したのですが、誰かと話してるほうがリラックス出来ました。
【2008/07/02 19:37】 URL | びびっと [ 編集] | page top↑
>びびっとさん
酔ってるのは…。今日、続きを書きましたが、村上さんのペースにやっぱり巻き込まれてしまっていた僕です(笑)

立食形式だといろいろな人と話をするのには良いですよね。でも、このときの僕は、周りが知らない人ばかりでしたので、とりあえず、食べてばかりで…。
こういうときって、良い機会ですから、本当は知らない人にでも話しかけて、人脈を広げたほうがいいのでしょうし、主催した方々の意図もそういうところにあるんですよね。
でも、見事に、僕はそれに乗り遅れておりました。疲れていたのもありますし、もともと人見知りな性格なので、できなかったのですが、今考えると、こういう機会をつぶしたのはもったいなかったなぁと思います。
【2008/07/03 01:26】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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