言わなくてもわかること
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花子さんとの付き合いも結構長くなってきましてね。

だんだんとですが、特に言わなくてもわかる事って増えてきたような気がします。

それ自体はうれしいことだとは思います。

でも、僕が花子さんの考えていることに気が付くよりも、花子さんが僕の考えていることに気がつくほうが圧倒的に多いように思うんです。

なぜだかわかりませんが…。

僕は読まれやすいのかもしれません。

なんか、悔しいです。

今回はそんなお話です。



先日、テレビで情報番組を一緒に見ていたときのこと。

具体的には忘れましたが、一日に一回、ある食材を食べると癌だったか、脳梗塞だったか、そういう病気になりにくいとかいうのを見ていたときです。

よく、テレビで健康法とか紹介されてますよね。

そういうのの一つです。

僕 「こういうの次々に出てくるけど、全部食べてたら、大変だよね」

なんて、食生活が適当な僕なのに、つい言ってしまいましてね。

言ってから、しまったなぁと思ったんですよ。

でも、

花子さん 「そうですね。全部は無理ですよね」

と、花子さんも同意。

僕は、普段のあまりよろしくない食生活のことを指摘されるかと思いましたので、良かったと胸をなでおろしつつ、

花子さんがそこを指摘することに思い至っていないようなので、内心で喜んでおりました。

なので、このまま話を続けたんです。

僕 「こういうのって、意味無いのかな?」

花子さん 「どうでしょうね。食べ物の種類によると思いますし、個々の体質なんかでも効果は違うと思いますから」

僕 「やりたければやる、ってくらい?」

花子さん 「そうですね。程度の問題はありますが、やりたければやっても良いと思います。でも、毎日3食、きちんと食べていれば、特にどれをたくさん食べるとか、そういうことは気にせずに普通に過ごせると思いますよ」

僕 「あ、そう、か…」

と、話題が、またちょっと危うい領域に戻ってきたことを感じましてね。

これ以上、この話が続くと、僕の食生活のまずさにも話が及びそうなので、逃げ腰になりまして。

顔には出してなかったつもりなんですが、内心は弱気だった僕です。

でも、実際には、僕が懸念した話題には行かず、

花子さん 「テレビとかで紹介されるときには毎日それを食べましょうっていう形になりますけれど、本来は逆なんだと思います」

僕 「逆?」

花子さん 「はい。その食べ物に含まれている成分が、病気を防ぐのに効果があるというのがわかると、その治療薬を作るヒントになったりしますから。研究者は、もともと、そういうのを調べるために統計をとったりしてることが多いと思いますよ」

僕 「あぁ、それはそうだろうね」

花子さん 「はい。でも、統計の結果は、それを食べてる人の病気のリスクが少ないという風に出てくるので、テレビではそういう情報が注目されるのでしょうね。わかりやすいですから」

なんて感じで、説明してくれましてね。(多分、要旨は間違ってないと思います)

本当はもうちょっといろいろな例とか交えて、専門的なことも含め、詳しく話してくれたんです。

でも、ブログには書ききれないですし、もっと具体的な話は単語とか覚えてないので、僕には書けないのですけれども、僕にもわかるようにきちんと話してくれました。

この辺りはさすがお医者さんだなぁと感心しながら聞いていたんですけどね。

でも、

花子さん 「やっぱり、自然に美味しく食べられるものを、バランスよく摂るのが一番だと思います」

なんて言って、ニッコリしておりまして。

やっぱり、最後にはここに話が行き着くわけで…。

バランスなんて、全く無視している僕にしては耳が痛い話なのです。

そして、花子さんに突っ込まれないかと、ちょっと警戒したのも事実。

僕 「そうか…」

と、僕は平静を装って言ったんですけどね。

そんな僕の顔を見ながら、花子さんが苦笑してましてね。

花子さん 「小太郎さん、食生活のことは言わないですから、ビクビクしなくて良いですよ」

と、最後に言われてしまいましてね。

僕 「…」

顔には出してなかったはずなのに、僕が何を考えてたのか、しっかりと見抜かれてたみたいです。


お互いにわかってきたから、花子さんもこういうことが出来るのだと思えば、幸せなことなのかもしれません。

特に付き合い始めのころは、ギャップも大きくて、考えてることの次元が違うような場合も多かったですから、

今の状態というのは、考えていることの距離が少し近くなったのだとも言えると思います。

初期のころ、このような話をすれば、花子さんが「医学のことを自慢げに言ってしまってごめんなさい」とか、言い出すような、そんな流れになった可能性もありますし…。

なので、良いことではあると思うんです。


でも、僕の考えてることはすっかりバレてるのに、花子さんの考えてることには僕はあまり思い至りませんでしたので、

なんだか悔しかった出来事でもあったのでした。





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【2008/06/19 15:47】 | 差を埋めがたき日常 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
わかります、そういうの
私たちも付き合って2年になります。だいたい、行動のパターンって読めるようになるんですよね。
読めるって言っても、意識してそうしてるわけじゃないけど、なんとなく、こうして欲しいのかな、とか。
どちらかというと、私たちも、私が彼氏の考えてることが分かるパターンが多いです。女性の勘の鋭さがこういうところにも出ているんでしょうか。
何にせよ、言わなくてもわかるって嬉しいですよね。ただ、感謝や謝罪の気持ちだけはちゃんと伝えなければと思っています。
【2008/06/19 19:27】 URL | 月姫 [ 編集] | page top↑
>月姫さん
僕も、花子さんの行動や思考のパターンはなんとなく、把握できているように思えるのですが、その上を行かれることが多々あるので、未だに驚かされることのほうが多いかもしれません。

確かに、こういうことは女性のほうが鋭いのかなぁと思うことがあります。花子さんを見ていても思いますし、会社で会う同僚の女性たちにも、図星の部分を突かれて、返答に困ること、よくありますので(笑)

でも、だからといって、花子さんは気がついてくれるだろうとか、僕の考えてることがわかってるだろうからとか、そういう風になってしまってはいけないんですよね。自分の気持ちを、その都度きちんと伝えるのって大切なのですよね。僕はそれがうまくないので、がんばらないとといつも思います。

【2008/06/21 00:20】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
伝わりますよね★
雰囲気や顔に出ていたのかな?(*´∇`*)それはそれでクスリと笑ってしまいそうですよね!…うちの相方も結婚前はよくインスタント食品を食べていたようで『顔がカサカサしてた』って言ってました。なので結婚してから乾燥肌が治ったみたいですよ★
【2008/06/21 20:11】 URL | びびっと [ 編集] | page top↑
>びびっとさん
花子さんに聞くと、「なんとなくわかります」って言われることが多いので、多分顔や態度に出る野ではないかとは思いますが…。僕は出してないつもりなんですよね。不思議です。

びびっとさんの旦那様もそうなのですか。やっぱり、インスタント食品、便利ですからつい、手が出ますよね…。なんだか、お仲間を見つけたような気分です(笑)
【2008/06/24 00:47】 URL | 小太郎 [ 編集] | page top↑
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